さて、前回のエントリに続きまして、今回のエントリでは、
CubeとGoProの比較映像をご覧いただきます。
「マウンテンバイクで山を下って遊ぶのに、適しているのはどのカメラ?」
という、かなりとがった視点で、カメラをウォッチしていきます!
っと、比較動画を見る前に、
それぞれのスペックについて軽くおさらいをしておきましょう。
Polaroid CUBE
・解像度 : 1920×1080、1280×720
・画角 : 124度
・重量 : 46g
・価格 : 本体99USD+送料28USD+マウント18USD
GoPro(今回使用したのは、HERO 3+ Silver Edition)
・解像度 : 1920×1080、1280×960、1280×720、848×480
・画角 : 不明
・重量 : 136g(カメラ74g、ハウジング62g)
・価格 : もろもろセットで35,000円くらい
価格と重量には相当な開きがあります。
素の状態で、2mの防水&耐衝撃がついているCUBEはかなり偉い。
映像については、数字的な部分はあまり変わらなそうな雰囲気ですが......。
あと、お値段はかなりの差。
動画を撮る際には、以下のように2つのカメラをハンドルにマウントしてみました。
CUBEがガムテープでぐるぐる巻きなのは、純正のバイクマウントのみでは、
軽いジャンプの衝撃にすら耐えられず、カメラが飛んでいったからです......。
GoProの方はというと、社外アルミ削り出しのマウントで
ボルト締めで固定しているので、びくともしません。
◆カメラを付けて軽く走ってみた
さて、上記の状態で、軽く駐車場を走った動画がこちらです。
まず感じるのは、画角が結構違うこと。
CUBEの124度に対して、GoProはより広角です。
また色味については、CUBEの赤の強さが目立つように思いますね。
空の色が濃かったり、木々の紅葉をより感じます。
◆カメラを付けてがっつり下ってみた
では、実際にダウンヒルのコースを走った動画です。
CUBEのほうは、地面の土や紅葉がものすごく赤いですね......。
GoProのほうが発色が自然です。
また、カメラの揺れについてもGoProに軍配でしょうか。
CUBEはマウントの貧弱さゆえに、細かな上下動が不快です。
CUBEは画角が狭い分、マウンテンバイクを傾けた際に、大きく画面が傾きます。
その反対にGoProは画面の傾きが少なく、落ち着いて見えます。
このあたりは、撮る映像によって適不適がありそうです。
◆使い勝手はどうだったか
どちらも本体のスイッチを押せば録画が始まりますが、
GoProは専用のスマホアプリが出ていて、wi-fi越しにスマホからカメラ操作が可能です。
スマホから画面を見ながらマウントの調整ができるのはかなり便利!
また、撮った動画はすぐにスマホで確認可能なのもポイント高し。
CUBEはそういったことは一切できない男らしいシンプル設計です。
あとはマウントですね。
CUBEのマウントは、今回の用途にはあり得ませんでした。
街中のサイクリングならいざしらず、飛んだり跳ねたりのダウンヒルは、
確実に想定外で、設計されているのだと思います。
一方、マウント自体をボルトで留めて、マウントとはハウジングをボルトで留める
GoProの取り付け方法は、鉄板です。
CUBEにはこういった固定方法が、現時点ではありません。
◆で、どっちが買い?
自分に関していえば、間違いなくGoProですね。
マウントがしっかりしていることが一番の理由です。
というか、この用途ではCUBEは厳しい。
値段については3倍差があるのですが、
GoProの、wi-fiで映像が確認できたりする点も有りがたいです。
撮った映像をすぐに友達とスマホで見られるのもグー。
そんなGoProの最大の弱点は、電池がゴンゴン減ることです。
いろいろできちゃうからこその悩み。
この日は山を何本も下りましたが、割と早くにお亡くなりになったGoProに比べて、
CUBEさんは最後まで生きていてくれました。
スペック上の電池の持ち(カタログ上90分)もありながら、
シンプル設計がゆえの強さかなとも思います。
以上、ダウンヒル馬鹿のCUBEレポートでした。
続きまして、弊社が誇るスーパーDJによる
クラブで使ってみるとどうなるかレポートをお送りします!
まだまだ続くCUBEのエントリ。
ご期待ください!