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ドローン技術を応用!ブレないカメラ「DJI OSMO」とは?

CATEGORY: 雑感

話題のカメラ「DJI OSMO」を会社からしばらく借りられることになったので、趣味のバイク/自転車でテスト撮影してみました!


そもそもDJI OSMOとはどんなカメラなのか?


ものすごくざっくり言うと「ブレないカメラ」。

開発元のDJIは、もともとドローンで有名な中国の企業。ハイスペックでプロユースに耐えるドローン開発で培われたカメラのスタビライザー技術を、手持ちカメラに転用して開発されたのがOSMO。

どんなものなのか、どんな風にブレない状態を作りだすのかは、こちらのオフィシャル動画をご覧ください。

「ジンバル」と呼ばれる回転台をモーターで制御して、カメラの向きを一定に保ち、ブレのない状態を作り出しています。


並走するバイクから手持ちでバイクを試し撮りしたら「映画みたいな映像」が撮れた!


まずはバイクの動画を撮ってみたかったので、バイク乗りの友達に声をかけて、バイクの走行映像を撮影してみました。

その映像がこちら。ぜひ1080pのHDでご覧下さい。

この映像は、被写体のバイクに自由(ゆっくり目)に走ってもらいつつ、並走するバイクの後ろに乗ったカメラマンがDJI OSMOを構える形で撮りました。

撮ってみて感じたことは以下の通りです。
・車上でかつ手持ちという状況にも関わらずブレがなく、なめらかな映像
・広角なのに歪みを感じない
・内蔵マイクがしょぼい(風きり音のせいもありますが)

カメラワーク効果もありつつ(カメラ担当はテレビのディレクター経験者)、これまで触った家庭用HDのビデオカメラ、アクションカメラ、スマホの4Kカメラなどと一線を画す映像。


自転車やバイクに直接マウントしてもなかなかどうして立派な映像が撮れてしまう


アクションカムみたいに、バイクや自転車に直接マウントできるパーツを購入。

バイクに直接OSMOをマウントしてみた

内蔵マイクだと風切り音がひどくて辛いですね。ごめんなさい。 でも、映像は綺麗。ブレもなし。

マウンテンバイクに直接OSMOをマウントしてみた

すーっと流れるような映像。路面のゴツゴツもしっかり吸収しています。


色々マウントしてみて思ったこと
・既存のアクションカムと比較して、映像はかなり綺麗に撮れる
・防水・耐衝撃がないので、いろいろ不安。
・バイクの場合は風圧があるので、モーター制御のジンバルがものすごく心配(サーキットのような高速走行時は耐えられなさそう)

ちなみに以前このブログで紹介したアクションカム2種類の比較動画。

どちらも小刻みな揺れがあるのが分かると思います。これがなくなるので映像を見ている時のストレスがぐっと減る!というのは大きな利点。使うシーンを選びますね。


DJI OSMOの気に入ったところ、気になったところを3つずつあげてみる


しばらく触ってみた雑感をまとめてみます。

OSMOの気に入ったところ3つ
・高性能なんだけど機能はシンプル。誰でも綺麗な映像が撮れる。
・ハードウェアの加工が高品質。ネジのローレット加工とか凄くいい。
・認証その他、とっても簡単。開梱して5分もしないで撮影OK。

OSMOの気になったところ3つ
・水に弱い&衝撃に弱い
・アクションカムと比べ、スッと取り出してサクッと撮影!とはいかない
・内蔵マイクがしょぼすぎる(あくまで確認用)


DJI OSMOはアクションカムを駆逐するか?


OSMOってネット上では、アクションカムの代わりになる?みたいに語られるの目にしますが、実際に使ってみるとそうとばかりも言えないのかな、と感じました。なぜかというと、

「防水も耐衝撃もないし、メカが精巧すぎて手荒く扱えない!」

アクションカムのように何かにつけっぱなして映像を記録するというよりかは、被写体や情景を能動的に撮るとき、こ難しい操作や技術がなくても、高品質な映像がさっくり撮れちゃう、そんなカメラです。






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